これまでにあった質問などを書き足していきます.一緒に面白い研究をしましょう!
Q:
連携大学院って何ですか?
A:
連携する大学で授業を受けながら研究を産総研で行うことができます.
研究室が産総研にある以外は通常の大学院生と全く同じです.
例えば筑波大学だと1年次は週4で大学,週1で産総研,
2年次は週4で産総研,週1で大学という感じになるのですが,
JAISTの場合はどうするのか…不明なので…要相談です.
サテライトキャンパスが品川にあるし,きっとあなたに合ったいい方法が見つかると思います.
また,例年副テーマの学生を一月半ほど筑波に受け入れています.
Q:
副テーマを考えています.詳細について教えて下さい.
A:
つくばにある産総研にて土日祝を除いて実働日が25日以上確保できることを条件に副テーマを受け入れています.
期間はいつでも構いません.石川から筑波までの1往復分の旅費と宿泊費は研究費から支給します.
産総研での副テーマを選ぶことを主テーマの指導教官から許可を取って下さい.
@ 研究会発表,A 国際会議発表,B 論文投稿までを目指します.最低でも @ を目指すことが条件です.
Q:
どのようなスキルが必要ですか?
A:
研究内容にも依りますがある程度のプログラミングスキルは必要です.
産総研はプログラミング言語を勉強しに来るところではありません.
主に C++ や Java,Python あたりが使えることを想定しています.
とはいいつつも,プログラムができなくてもやることはあったりしますので
興味がある方はまずはご相談して下さい.
熱烈なやる気は必要です.
Q:
副テーマ中はどこに泊まればいいですか?
A:
産総研内にさくら館という宿泊施設があり,ここが利用可能です.
ビジネスホテルのようなものだと思って下さい.自転車を借りることもできます.
Q:
都内に実家があるので通いたいのですが.
A:
制度的には通うことも可能ですが,あまり推奨はしていません.別途ご相談下さい.
Q:
産総研って何ですか?
A:
国立研究開発法人の産業技術総合研究所という経済産業省傘下の研究所です.
ミッションは地球温暖化や少子高齢化を始めとした21世紀型課題を解決することです.
特に情報・人間工学領域では産業競争力の強化と豊かで快適な社会の実現を目指して
人間に配慮した情報技術の研究開発を行っています.
Q:
産総研で研究することのメリットは何ですか?
A:
産総研にいる一流の研究者に囲まれて研究できることが最高のメリットであり,デメリットでもあります.
回りにレベルの高い人達しかいないため,そこで揉まれていると自然と高いレベルの力が付きます.
回りの人たちと同じことをしていれば世界一流になれます.
その一方で大学特有のノンビリ感やダラダラ感はないかも知れません.これはデメリットかも知れません.
Q:
大西研究室で研究することのメリットは何ですか?
A:
大西研には人の流れに関する生きたデータがたくさんあります.データ量では世界一の自信があります.
例として商業施設での人の流れのデータおよそ10年分.花火大会での10万人規模の超混雑データ4年分.
1500人規模の避難訓練を50台のカメラで計測したデータ.
展示会のデータ,介護施設での徘徊データ,救急医療の現場でのチーム医療のデータ,….
他にもいっぱいありますが,人手不足により十分に解析できていないものもあります.
買ってきたデータではなくて自分たちで必要に応じて取得したデータなので,
研究することが山ほど詰まっています.
これらのビッグデータに触れながら社会問題を解決するための研究ができることが最大のメリットです.
Q:
ここに載っていない質問があるのですが.
A:
onishi@ni.aist.go.jp
にメールして下さい.
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