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第4回星野立子賞表彰式
皇居前の千鳥ヶ淵に桜が咲き始めたころ上廣倫理財団が主催する第4回星野立子賞の表彰式がありました.受賞者は授賞式に最大5人まで呼べるとのこと家族代表で参加してきました.受賞者と受賞作品は以下の通り.

星野立子賞
藺草慶子 『櫻翳』

星野立子新人賞
涼野海音 『手毬つく』
大西 朋 『初筑波』

本賞は句集が対象で,新人賞は提出した50句の俳句が対象となります.朋にとっては俳句生活丸10年にして初のビッグタイトルの獲得です.

まずは,授賞式.私自身は俳句は作りませんが,俳句雑誌はそれなりに読んでいますので門前の小僧のつもりです.財団理事が挨拶の中で「新人賞2人の作品は 『人と人』, 『物と物』 の関係で整理すると分かりやすい」と評しており,感銘を受けた句として

海音氏の
父と子の間に回る扇風機
だれもゐぬベッドあたたか冬の鵙

朋の
電球を淋しくしたる蜘蛛の糸
飛び石の真中くぼみて秋の声

等を紹介していました.的確に2人の作品の特徴をとらえているなと感心しました.

授賞式の後は場所を変えて懇親会です.朋が所属している俳句結社『鷹』の主宰や同人会長,また同人誌『晨』の句座の皆様が駆けつけて下さいました.ありがたいことです.朋が俳句に取り組み姿勢は私が一番近くで見ています.その努力が報われたのだと思います.でも,受賞は一里塚,これからも頑張って楽しみましょう!期待しています.

なんとウィキペディアの星野立子賞のところにも名前が載っています.すごいです.

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E9%87%8E%E7%AB%8B%E5%AD%90%E8%B3%9E
(2016/3/26)

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