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イギリスからメリー・クリスマス
12 月 25 日はキリストの誕生日ですが,キリストがこの日に生まれたとされる記録は全くないそうです.ローマ皇帝がキリストを国教とする際に,この日を祝うために誕生日に設定したとか….その理由は,昼の短いヨーロッパが,この日を境にして昼が長くなってくるから.寒い冬からの脱却を祝おうというのが起源のようです.日本でいえば冬至を祝うという感覚でしょう.

確かに最近のイギリスでは,日の出は朝の8時くらい.日の入りは4時くらい.しかもほとんど晴れないので,いつもどんよりとした感じです.その冬もこれで終わるんだ…という祝いたい気持ちはよく分かります.

ただ,イギリスでは長い夜を利用して,イルミネーションがとても奇麗です.ここキングストンもイルミネーションに彩られていますし,ロンドン市内に出るとピカデリー・サーカスやオックスフォード・ストリートは特に華やか.街を歩いているだけで楽しくなります.

クリスマスが近づくと街の人通りも多くなります.行き交う人達は皆買い物をして,大きな荷物を抱えて楽しそう.クリスマスイブのキングストンの様子は右の写真の真ん中の左.とても賑わっています.これがクリスマスになると…一転,真ん中の右の写真です.店はどこも開いてませんし,人通りもほとんどありません.電車やバスなどの公共交通機関も全て休みです.噂には聞いていましたが,街歩きをすると本当でした.一昔前の日本の正月のようです.

このクリスマス,我が家では朋が腕をふるって,七面鳥の丸焼きを作ってくれました.シャンパンで乾杯.二人きりということもあって S サイズの七面鳥.おいしく頂きました.それ以外にもこちらでクリスマスに食べるのは芽キャベツと栗.意外な組み合わせですが,こちらも美味しく頂きました.日本に帰ったら芽キャベツも育ててみるかな. (2011/12/25)

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