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科学技術週間に研究所見学
文科省では4月16日(月)〜22日(日)を科学技術週間と名付け,あちこちの研究所では一般公開が行われています.前職の理研では名古屋にいたのですが,埼玉の和光本所では一般公開が行われていて,以前から一度行きたいなぁと思っていました.

筑波からだと十分に日帰りできる距離なので行こうかなとか思っていたのですが,イタリアから帰ってきてまだ1週間.疲れが残っていそうにも思い,遠出するのは諦めました.まぁ筑波にいればまた機会はあるでしょう.

と言っても筑波周辺にも一般公開している研究所はたくさんあります.まずは本物の H−II ロケットが来ているという筑波宇宙センターに行きました.去年も見学しましたが,ここはやはりスケールがでかい.このロケットは打ち上げが中止になったもので,これからは展示用としてここに常設されるそうです.えらい高価なオブジェですね…

宇宙コロニーとして組み立て中の『きぼう』や色々な人工衛星のモックアップを見てきました.当たり前と言えば当たり前なのですが一台の本命を作るために何度も試作するのですね.それらの試作品が所狭しと展示されていました.

次に向かったのが理研の筑波バイオリソースセンター.和光はあきらめましたが,筑波にも理研の研究所があるのです.生物系の研究所で遺伝子バンクとなっているところです.色んな種類のマウスがいました.

同じ研究所と言っても工学系と生物系などでアプローチ方法や常識などが全く違います.生物系の研究者の方と話をしていると『へぇ!』と思うことが多く楽しめました.

近くに色々な研究機関があるので,せっかくなので行ける時に行っておきたいと思っています.名古屋にいるときは主に見せる側だったので,他の研究所ではどういう風に見せているかにも興味があります.自分の研究が進むと産総研でも見せる側に回らないといけない訳ですし… (2007/4/21)

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