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会津若松からのんびり只見線の旅
今まで大阪,名古屋,筑波を渡り歩いてきた私にとって,電車の乗り継ぎに20分待つというのはとても長く感じられます.東京近郊では10分待つのでも長く感じますが,全国的に見ればこちらの方が異常です. 電車は1時間に1本なんてところはザラ.ひどいところになると1日1便なんてところもあるようです.今回の旅行の目的は以前から乗りたいと思っていた只見線に乗ること.福島の会津若松から新潟の小出まで,1日3本の路線です. 初日は筑波から郡山を経由して会津若松に入りました.郡山から北上すると一面銀世界.以前から冬の会津に来たいと思っていたので感激です.白虎隊で有名な会津藩校である日新館に行った後に旅館へと向かいました.宿泊は4年ほど前に泊まってファンになった料理旅館.おいしい料理に舌鼓を打ちました. 案内された部屋はなんと以前と同じ部屋.こんな偶然ってあるんですね…とびっくりするやら懐かしいやら…
次の日は念願の只見線.時刻表で調べると発車時刻は6:00,13:08,17:03の3本です.13:08に乗ることにして午前中は雪の中を鶴ヶ城へと向かいました.
鶴ヶ城に関しては,また時間があるときに歴史の歩き方に書きたいと思います.電車は一日三便なので,乗り過ごすと大変で気が気でありません.ぶらぶら町を歩いた後,少し早目に会津若松の駅へと向かいました. 電車は混んでいるのか?空いているのか?見当も付きません.座れなかったらどうしよう?とか思いながら駅へ行ってみると…
さすがに18切符が使えるこの時期です.一目で『鉄チャン』と思える人と,地元のじいちゃん・ばぁちゃん・高校生の2つにグループ分けすることができ,面白かったです.只見線は終点まで約4時間半の旅.座席はほぼ埋まりましたがなんとか座ることができ,ビールを片手に弁当を食べながらのんびりと列車にゆられました.
なぜ,こんなところに電車を通そうと思ったのか?不思議になるようなところを走っています.右側左側に凍りついた川や樹氷を見ながら絶景を楽しみました. そして越後湯沢で一泊.スキー客を尻目に『いいなぁ』と思いつつも,18切符での旅行なのでスキーをしていたら時間的に家までたどり着きません.上越線,両毛線,水戸線を乗り継ぎ,家に帰りました.ぼんやりと考え事ができるので,こういうのんびりした旅行もなかなか楽しめます. (2007/1/12〜14) |
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