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システムインテグレーション部門大会のため札幌へ
計測自動制御学会のシステムインテグレーション(SI)部門大会に参加するため札幌に行ってきました.飛行機を降りるとそこはうっすら雪景色.まだ雪は積もっていないと思っていたのですが,日のあたらない歩道は雪が凍りアイスバーン状態.滑らないように注意しながら歩く必要がありました.

以前,札幌に来たのは大学に入りたての頃.確か前も見たよなぁとか思いながら日本三大ガッカリの時計台を見ておきました.ちなみにそれ以外のガッカリは沖縄の守礼門と高知のはりまや橋.すべてでガッカリ済みです.

今回の発表は三日目(最終日)だったのですが,もう一つのイベントが二日目の表彰式.前回のSIでの発表に対して若手奨励賞が頂けることになりました.若手というのに多少違和感を感じつつもありがたく賞状と副賞を頂きました.

一番のメインはもちろん?最終日の発表です.理研BMCで企画した『人と接するソフトロボット』での発表.理研で作ったリーマンの抱き上げ動作生成手法を提案しました.発表のスケジュールは研究会最終日の一番最後のセッション.学会終了に近づくにつれて人が減ってくるので最悪のスケジュールです.

プログラムを見たときはこんな時間帯に誰も聞きに来ないだろうと思ってとてもガッカリしていたのですが,いざ講演が始まる頃になると席は満員になり,大盛況.リーマンもそれなりに注目されているのだなぁと非常に嬉しく思いました.やはり本来ロボットの目指す方向はこういう方向のはずです.

でも問題は難しいことだらけ,待ちうけているのは棘の道ですが…

札幌と言えばやはり海の幸.連日連夜の飲み歩き,食べ歩きで少々疲れながらも,多くの先生方と交流を深めることができ,有意義な講演会でした. (2006/12/13〜16)

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