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愛知万博が閉幕
大西亭の窓からも見える愛知万博の開催期間185日が終了しました.始めは客の入りが少なく,目標達成も危ぶまれていましたが,最終的には連日の大盛況に終わったようで,目標の1500万人を大きく上回り,2200万人を突破したようです. 終盤の連休などでは「リニモの始発より前に自転車で会場に行ったが,企業館に入れなかった」とか「トイレに一時間並んだ」とかいう話しを聞きました.

私自身も期間を通して2番目に多い入場者数だった25万人超の時に会場に行ったのですが,近くの駐車場に車を止めることはできず,電車とバスで行き,グローバルループをぐるっと回っただけで,企業館はおろか外国館でさえほとんど何も見ることができずに帰ってきました.

期間パスを買ったものの,結局並ぶのが面倒なためほとんど企業館を見ることはできませんでしたが,それでも家族や友達などたくさんの方が,万博を目当てに大西亭に来てくれ,その付添役として会場に行ったので,10回近くは行ったでしょうか?元は取れたかと思います.

企業館として人気が高かったのは「日立館」と「トヨタ館」.朋の友達が来た時に夕方から40分ほど並んでトヨタ館に入りました. ロボットの演奏ショー.3時間も4時間も並んで見る価値があるかは分かりませんが,平日だったので40分ほど並んだだけで見れてラッキーでした.

それ以外の企業館については,電力館の「ワンダーサーカス」とJRの「超電導ラボ」に入っただけで,他は並ぶ気力がなかったので見ることはできませんでした. 行った人の話しによると「日立館」は評判通り良かったとのことですが,それでも3時間も並ぶのはねぇ…. 後,企業館ではないですが,日本館の360度全天球型ディスプレイはそこそこ楽しめました.

サツキとメイの家の観覧は,1ヶ月前に日にちと時間指定で抽選とどう考えてもおかしなシステムですが,とりあえず抽選ハガキを出してみようと思い,10枚送ると見事当選しました.

さすがに職人の技という感じで細部に至るまでよくできていました. 引き出しを開けると生活感の溢れる小道具が入っていますし,台所には漬物などが漬けられて置かれています.

もちろん,お父さんの書斎は本で埋もれていましたし,庭にはメイがのぞき込んでいた穴の空いたバケツがおいてありました.もう一度映画を見直すと新たな発見があるかも知れません. これを作った人は楽しかっただろうなぁというのが第一印象です.

自然の叡智と共にもう一つの万博のテーマとして「ロボット」が挙げられます. トヨタ館のロボットだけではなく,私は行けませんでしたがNEDOによる次世代ロボットの展示やロボットを使った掃除など色々な企画があったようです.

大阪万博の時に既に携帯電話(ワイヤレスフォン)の展示がありました.その頃は皆が並んで見物したようなものが,現在では一人一台の時代になっています. ロボットも近い将来,さらに技術が発展して一家に一台の時代が到来するのでしょうか?とても楽しみです.

始まる前はまだかまだかと思っていましたが,いざ始まってしまうと,あっと言う間に終わってしまった気がします. 行きたいと思ったパビリオンも結局ほとんどが行けずじまいでしたが,あの人ゴミを思い出すともういいやという気になります.

それでも,愛知で万博があった時にたまたま愛知に住んでいたというのはとてもラッキーでした. もうこれで,窓から緑に輝く観覧車が見られなくなると考えると少し淋しく思います.(2005/9/25)

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