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信長・秀吉も見た尾張津島天王祭へ
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津島神社には茅でできた輪が置いてあり,8の字にくぐり抜けることで罪穢を除き,心身が清浄になることを祈請する「茅輪(ちのわ)くぐり」というものをやっていました.
そして,茅輪をくぐった後は,夜の天王祭に向けて屋台を回ったりして時間を潰しました.朋はと言うと最近俳句を習い始めたので,まきわら船を見ながら俳句を考えていたようです.
夜の7時くらいになると人も増えだし,まきわら船に提灯を立てかけ始めました.一年を表す365本の提灯を順にぶら下げて行きます(本当はもっと多いそうですが…). 提灯にろうそくの火が燃え移らないように慎重に仕事をしていました.段々と暗くなる中で,提灯の灯りがゆらゆらと揺れている姿は悠然としています.
提灯が半円・山形に取り付けられると,小さな花火が上がる中を五艘のまきわら船がゆっくりと漕ぎ出します.
三艘目のまきわら船は提灯の締め付けが弱かったのでしょうか?漕いでいる最中に無惨にも一つ二つと次々に落ちていき可愛そうでした.
途中パラパラと小雨が降り始めたのですが,大雨にはならず涼しくてかえって良かったかも知れません. 時代を越えて信長や秀吉と視点を共有できたような気がしました.こういう歴史のある町っていいですね.(2005/7/23) |
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