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雪を求めて青春18切符で北陸へ
昨年のこの時期,青春18切符を使って仙台に行ったのですが,期待していたほどは雪が見られなかったので,今回は雪を求めて北陸に行くことにしました. 冬の日本海は海の幸がおいしいので期待できます.一泊目は和倉温泉,二泊目は富山のホテルを予約して,初日に永平寺へ行くことだけを決めて出発しました.
そこでなんと同じチームの研究員である浅野氏に遭遇.同じ方面に旅行しているのは知っていたのですが,まさかこんな所で出会うとは….
左上の写真がその時に撮ってもらった写真です.
永平寺そばを食べた後,「福井→金沢→七尾」を電車に揺られて,晩飯のために七尾の寿司屋に入りました.創作寿司って感じなのですが,これが大当たり. とてもおいしく,しかも安い.寿司だけではなく,七尾近海でしか取れないというアカニシ貝も刺身で出してもらいました. 名古屋で同程度のものを食べようとしたら倍のお金が必要だと思います.
食事に満足して最後の一駅「七尾→和倉温泉」を電車で行き,雪のちらつく中ホテルへと歩きました.
和倉温泉は高級温泉地ですが,我々は貧乏旅行なので温泉街から少し離れたビジネスホテルに泊まりました.
2人で一泊8600円.寝るだけなのでそれで十分です….
体が冷えてきたので,酒屋に行って熱澗を探したのですが,見当たりません. しかし,ここは温泉街.温泉が湧き出しているではありませんか.それを使って熱澗を作ることにしました. 湧き出ている温泉は本来飲んだり温泉卵を作ったりするためのようですが,かなりの高温で, 数分間酒瓶を付けていると良い具合に熱澗ができあがりました.
そして,せっかく温泉街に来ているのだから,総湯に入りました.体がかなり冷えていたのもあってか,とてもいい湯でした.
いつもは早風呂の私ですが,めずらしく長湯してしまいました.
百万石もありながら幕末には何していたの?って感じの加賀藩ですが,芸術や文化の発展には大きく貢献しています. そのうちの一つが兼六園でしょうか. 特に冬場の雪吊りは有名で,幸いなことに年末に降ったという雪が少し残っており,うっすらと雪化粧した兼六園を見ることができました.
その後,晩飯用に駅弁を買って「金沢→富山」を移動して6600円のホテルで二泊目.
多いところで1メートル近くの雪が積もっており,雪の積もった木が非常に奇麗です.
富山駅周辺で上を見ながら歩いていると道路に設置されているスプリンクラーに水をかけられました….
トップページにも書いていますが,暇な時間を見つけて4月に公開予定の「歴史を歩く」のコンテンツを準備しています. 今回は朝倉の一乗谷や,柴田勝家の北ノ庄,義仲の倶利伽羅峠,謙信の春日山,謙信と信玄の川中島など,歴史と関わりの深い土地の近くに来ながら史跡は素通りしてきました. 電車の時刻の都合上仕方がないのですが,また機会があれば季節の良い時期に行ってみたいと思っています.(2005/1/8〜1/10) |
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