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朋,第4回星野立子新人賞を受賞!
2月25日発売の角川俳句3月号に掲載されていますが,朋が星野立子新人賞を受賞しました.

星野立子新人賞は公益財団法人上廣倫理財団が主催する20歳以上50歳未満の男女1名ずつに与えられる賞で未発表の俳句50句によって審査されます.何と賞金が30万円!と文芸関係では破格です.ちなみに芥川賞や直木賞でも100万円(もちろんこちらは本が売れるので印税がガッポリ入ってくるでしょうが…)です.

星野立子は近代俳句を作り上げたともいえる正岡子規から『ホトトギス』を引き継いだ高浜虚子の娘で,初の女性主宰誌「玉藻」を創刊しました.虚子が一番その実力を認めていたと言われていて,女性俳句を切り開いた一人です.立子の句は,

朴の葉の落ちをり朴の木はいづこ

父がつけしわが名立子や月を仰ぐ

しんしんと寒さがたのし歩みゆく

のように明るくのびやかで,朋の詠みたい世界感と似ているのも今回の受賞につながったのかも知れません.

朋は名古屋時代を含めて10年ほどひたむきに俳句を作ってきました.これまでは“朋ごっち”だったのが,これからは色々と言われる立場になってくるかもしれません.ますます精進して頑張ってほしいものです.一読者として応援しています. (2016/2/25)

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