これまでにあった質問などを書き足していきます.一緒に面白い研究をしましょう! 
Q:
連携大学院って何ですか? 
A:
連携する大学で授業を受けながら研究を産総研で行うことができます. 
研究室が産総研にある以外は通常の大学院生と全く同じです. 
ただ,現実問題としてJAISTは石川,産総研はつくばにありますので 
両方を行き来しながら研究することは不可能でしょう. 
品川のサテライトキャンパスを利用した社会人学生, 
メインキャンパス生の研究副テーマを受け入れています. 
通常の大学院への進学を考えている方は筑波大学がいいかと思います. 
JAISTでも方法はあるかもしれませんのでまずはメールにてご相談下さい.
 
Q:
副テーマを考えています.詳細について教えて下さい. 
A:
つくばにある産総研にて土日祝を除いて実働日が30日(6週間)以上を確保できることが条件です. 
期間はいつでも構いません.石川から筑波までの1往復分の旅費と宿泊費は研究費から支給します. 
産総研での副テーマを選ぶことを主テーマの指導教官から許可を取って下さい. 
① 研究会発表,② 国際会議発表,③ 論文投稿までを目指します.最低でも ① を目指すことが条件です. 
 
Q:
どのようなスキルが必要ですか? 
A:
研究内容にも依りますがプログラミングスキルは必要です. 
産総研はプログラミング言語を勉強しに来るところではありません. 
プロフェッショナルでなくても構いませんが最低限のことはできる必要があります. 
主に C/C++ や Java,Python あたりが使えることを想定しています. 
また,熱烈なやる気が必要です. 
 
Q:
副テーマ中はどこに泊まればいいですか? 
A:
産総研内にある『さくら館』という宿泊施設が利用可能です. 
ビジネスホテルのようなものだと思って下さい.自転車を借りることもできます. 
 
Q:
都内に実家があるので通いたいのですが. 
A:
制度的には通うことも可能ですが,推奨していません. 
どうしても…という方は別途ご相談下さい. 
 
Q:
産総研って何ですか? 
A:
国立研究開発法人産業技術総合研究所という経済産業省傘下の研究所です. 
理化学研究所(理研)と産総研が日本の二大研究所だと思います. 
ミッションは地球温暖化や少子高齢化を始めとした21世紀型課題を解決することです. 
特に情報・人間工学領域では産業競争力の強化と豊かで快適な社会の実現を目指して 
人間に配慮した情報技術の研究開発を行っています. 
 
Q:
産総研で研究することのメリットは何ですか? 
A:
産総研にいる一流の研究者に囲まれて研究できることが最高のメリットであり,デメリットでもあります. 
レベルの高い人達に囲まれて研究できるため,そこで揉まれていると自然と高いレベルの力が付きます. 
回りの人たちと同じことをしていれば世界一流になれるでしょう. 
その一方で大学特有のノンビリ感やダラダラ感はないかも知れません.これはデメリットかも知れません. 
こういう環境で腕を試したい,腕を磨きたいと思う,意欲のある人にとっては多くのものが得られると思います. 
 
Q:
大西研究室で研究することのメリットは何ですか? 
A:
大西研には人の流れに関する生きたデータがたくさんあります.データ量では世界一の自信があります. 
例として商業施設での人の流れのデータおよそ10年分.花火大会での10万人規模の超混雑データ4年分. 
1500人規模の避難訓練を50台のカメラで計測したデータ. 
展示会のデータ,介護施設での徘徊データ,救急医療の現場でのチーム医療のデータ,…. 
他にもいっぱいありますが,人手不足により十分に解析できていないものもあります. 
買ってきたデータではなくて自分たちで必要に応じて取得したデータなので, 
研究することが山ほど詰まっています. 
これらのビッグデータに触れながら社会問題を解決するための研究ができることが最大のメリットです. 
 
Q:
ここに載っていない質問があるのですが. 
A:
onishi-masaki@aist.go.jp
にメールして下さい. 
  
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